昨年2:22.1という大recordを打ち立てたJC。
まず断言しましょう、今年はあんな時計は出ません。
とにかく今の府中の芝は少し時計も上がりもかかる馬場。
そんな馬場levelから考えてみます。


ディープインパクト

言わずと知れた日本競馬史上に残る名馬です。
日本の芝の競馬にもの凄く向いている馬です。
まぁ遠征の疲れがあるとしたら考え物ですが、
あの凱旋門は全くこの馬の評価を落とす様なものではありません。
ただただ、敗れて強しな内容でした。
日本の競馬場では、軽い上に直線坂のない淀が一番合っているはずですが
府中にもかなりの適性を感じます。中山の特にAコースよりはずっとましなはずです。
普通に走れば無様な競馬なんてありえません。
ただやっぱり雨は割引材料でしかありえないのも確かです。


Ouija Board

昨年の走破時計が2:22.4で4着。
今年も世界各国で走りまくった様でEuropeの年度代表馬に返り咲いたそうです。
まぁ府中で走る以上、向こうで年度代表馬になっても強みにならないんですが。
ただ、この馬は去年それだけの時計で走って尚且つcomma3秒しか負けてないわけです。
でも去年より時計のかかる馬場が予想される今回、前進が期待できます。


ハーツクライ

確かに去年の有馬はディープが本調子になかったのでしょう。
が、ハーツが勝ったのもまぐれとは思っていません。
個人的にぼくは、馬が化けたのではと見ています。
しかも脚質転換も大成功、瞬発力勝負より厳しい流れの競馬が合う馬なので
先行できる様になったことは大きいと思います。
だからこの馬がここでどこまでディープと渡り合えるかは、
自分から厳しい流れを作り出すかどうかだと思います。
他に逃げ馬のいない今回、またディープに勝つ為に鞍上がどう出るかが鍵です。


メイショウサムソン

瞬発力勝負より厳しい流れの競馬が向くこの馬にとって、
東京優駿を勝てたのは馬場が渋ったこともよかったはずです。
しかもどうも馬体的に中距離馬の様です。
この距離短縮と馬場替わりが不気味です。